音感の話
和声課題がようやく「各種の調」に突入しました。
これまでの課題はずーっとハ長調の和音をもとに、解説とか課題が進んでいたのですが、ここからはト長調とかイ短調の課題が出てくるわけです。
ようやくハ長調地獄から抜け出せます。やった。
なんかもう時間を捻出するのが正直結構きつくて、不摂生なのかなんとなく寝不足も続き、最近は日中倒れるんじゃないかというくらい眠い時間帯があります。休憩時間に昼寝するのですが、起きるときに脳が働かなくて、体を起こすだけでも精神と脳以下筋肉たちで分離してる感じ。起こそうとするけど体が鉛のように重たい。
そんなわけで、1日のうちに課題をひとつクリアできればオッケーくらいに思いながら、ようやく…ようやくハ長調を抜けました。
それで、最初の課題が出来合いの和音を移調するというもの。頭の中にずっとハ長調で鳴らしていたI、Ⅵ、Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ、Iを、ト長調に…と思って響きを考えると、聞こえ方や明るさ、イメージがハ長調とト長調とで全く違っていることを、今まで以上に実感しました。
なんとなく調性で響きが違うことは、今までの音楽経験の中でぼんやりと感じていました。でも、出来合いの曲は予め決まっている調性でしか聞き取らないので、その響きが曲のイメージなのか調性のイメージなのか、あまり考えないままに聞いていたことに気がつきました。
それを今回の課題は、響きを移し替えるということを意図的にやるわけですから、響きがどう変化するか目前で観察できるわけで、そんな経験今まで意識的にしてこなかったので、あまりにも新鮮。そして激ムズ。
この新鮮さは多分、この一度しか味わえないだろうから、記録としてブログに残しておきます。
あ、あとどうでもいいですが、和声課題に取り組んでいると、7とか9番目の音を無意識に使いがち…相当クセがついていることに気がつきました…良いのか悪いのか。